あしたの暮らしを見る 2014年12月12日

環境にも家計にもやさしい創エネライフを
国と豊田市の補助金を使ってお得に実現!

太陽光発電導入の一番の成果。
それは家族のエコ意識がアップしたこと

正木様ファミリー


【東日本大震災を機に太陽光発電導入を決意!】

2007年に新築したわが家は、古材を用いるなど細部までこだわった平屋の古民家風住宅です。実は計画段階で「太陽光発電システムいいな」と思ったのですが、何となく初期費用が高そうなイメージがあって、導入には至りませんでした。創エネライフが現実味を帯びたきっかけは、東日本大震災。各家庭が自力で発電することができれば、電力会社に頼る部分を小さくできるし、災害や天災といった万一のときに家族や地域を守ることにもつながっていきます。そう考えたら、迷いはありませんでした。設置時に、国の補助金に加え、「豊田市エコファミリー支援補助金※」がもらえることも後押しになりましたね。

※エコファミリー支援補助金:住宅用太陽光発電システム、家庭用燃料電池システム、次世代自動車、HEMSの設置に要した費用の一部を補助する制度。豊田市内に在住の個人で、地球温暖化防止に取り組む「エコファミリー宣言」をすることが条件となります。

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【薄くてスタイリッシュなソーラーパネルは瓦屋根にもなじみます】

幸い、わが家は南向きの切妻屋根で面積も十分にあり、太陽光発電に適していることが判明!

せっかくなので、売電効果も考え、5.33kW分のパネルを設置することにしました。工事はわずか3日間。薄くてスタイリッシュな印象の太陽光パネルは瓦屋根との段差もほとんどなく、びっしりきれいに取り付けられていて感激しました。HEMS(電気の消費量や発電量、売電量がリアルタイムで「見える」液晶モニター)をリビングに設置して、いよいよ創エネライフのスタートです!

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【創エネライフが始まってすぐに家族の意識がガラリと変化】

太陽光発電システムを導入した創エネライフが始まってから、HEMSのチェックが習慣になりました。太陽がさんさんと輝くと発電量が「1kW」などと表示され、太陽光パネルが活躍しているのがわかります。急に消費電力量がはね上がった時は、家族みんなで電気のムダ使いを点検。今では「だらだらテレビをつけっぱなしにしておくのはやめよう」とか「このくらいの寒さなら、洋服を1枚重ねてエアコンの設定温度を下げよう」といった具合に、一致団結して節電に取り組むようになりました。以前のくらしでは考えられなかったことです。

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【電気料金の明細にびっくり!春夏の発電量に期待が高まります】

先日、太陽光発電システムを導入してから初めてとなる1月分の電気料金の明細が届きました。前年の1月と比べると、何とほぼ2割減の8757円! しかも売電金額が2万1924円ついていたので、プラス1万3167円の収入があったことになります(※正木さん宅の実績値です。ご家庭によって光熱費メリットは異なります)。これには驚きました。日照時間が少ない冬でこの実績なので、春夏はどんな結果が出るのか、今から楽しみです。

環境にやさしい方法で電力を生み出す力を持てたことは、わが家に「安心」プラス、「エコ意識のアップ」という変化をもたらしました。エネルギーを大切に、地球と仲良く支え合ってくらす生活スタイルはきっと、子どもたちの心の成長もサポートしてくれるでしょう。新築計画がある方はもちろん、わが家のように既築でガス併用のお宅にも太陽光発電システム、おすすめします!

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豊田市エコファミリー支援補助金に関するお問い合わせ
豊田市環境政策課
TEL0565-34-6650
http://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/kankyou/hojokin/1002029.html

 

取材日:2013年4月