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2025.01.23

再生材調達支援プラットフォーム「Maar再生材調達」を活用した実証実験について

株式会社TBMが提供する再生材や再生原料の調達を支援するプラットフォーム「Maar再生材調達」を活用した実証実験を開始します。

豊田市つながる社会実証推進協議会の取組として、株式会社TBM(以下、TBM)が提供する再生材や再生原料の調達を支援するプラットフォーム「Maar再生材調達」を活用した実証実験を開始します。本事業は、豊田市内企業による安定した再生材の調達や販売を支援し、地域産業の発展に寄与する資源循環インフラの構築を目的としています。
「Maar 再生材調達」を活用して、豊田市内の事業者における再生原料の排出や調達ニーズを可視化し、企業間のマッチングを促進することで、地域内の資源循環を推進します。

 

 

■ 実証実験の概要
TBM は、国内最大級の処理能力を有するプラスチックのマテリアルリサイクルプラントの運営や、全国で 250 社を超えるリサイクルパートナーとの連携による再生材の国内外への販売、再生材を使用した製品企画等に取り組んでいます。2023年にはリサイクル製品の国際的な認証プログラム「Global Recycled Standard 認証」と「Recycled Claim Standard 認証」を取得し、2024 年からは再生材調達を支援するプラットフォーム「Maar 再生材調達」の提供を開始しました。豊田市は、地域課題の解決に資する技術の開発・実証・実装を目指し、「豊田市つながる社会実証推進協議会」を設立し、地域の課題解決に注力しています。
これまでのTBMの資源循環への取り組みと豊田市の方針が合致したことにより、本実証実験の実施に至りました。TBMと豊田市は、「Maar 再生材調達」を活用し、以下の取り組みを共同で行います。

 

 

1.「Maar 再生材調達」登録の推進
豊田市内の事業者に対し、「Maar 再生材調達」への無償登録を促進し、再生材流通の統計データの可視化を実施します。

 

2.市内企業間の再生材取引支援
市内企業間での再生材取引を、プロフェッショナル人材がサポートし、取引マッチングを最適化します。

 

3.再生材需要の調査
市内企業を対象に、再生材の調達及び販売のニーズに関するアンケート調査を実施します。

 

4.課題の抽出と解決策の検討上記の取り組みを通じて得られた統計データを基に課題を分析し、具体的な解決策を検討します。

 

 

▼TBM プレスリリース

TBM、豊田市と協業で、再生材調達支援プラットフォーム「Maar 再生材調達」を活用した実証実験を開始